ズートピアを見ました。
なるほどね。
横浜の動物園と同じ名前かあ。
なら動物園コメディなのかなーとか適当なこと思ってましたが、横浜の動物園はズーラシアでした。
今更ですが、ズートピアを見ました。録画で。面白かったです。
簡単なあらすじは、田舎に暮らしていた主人公のジュディ(うさぎ)が警察官になり、何だかんだあって難事件解決!そして素敵な出会いも…
みたいな感じです。
特に印象に残ったポイントが3つほどありますのでお話しします。
ネタバレが嫌であれば見ない方がいいかもです。
まず、主人公が警察官っていうとこが痺れました。
私はズートピアをズーラシアと勘違いしていましたから、まさかカッコいい警察が出て来るなんて夢にも思わなかったわけです。
婦警さんっていうのはカッコよくて素敵です。
デカレンジャーのイエローとピンクも素敵でした。
そうです、婦警さんはナースさんと同じくらい素敵なのです。
制服がバシッと決まっているのはカッコいいです。
男性っぽい力強いカッコよさを感じる制服を着ることにより、逆に本人の女性らしさが際立つというよくある現象です。
2つ目の印象に残ったポイントは、上京という点です。
ジュディ(主人公)がズートピアを始めて訪れた時のワクワク感、これから新しい生活が始まるというドキドキ感と不安感。
田舎から都会に出て、ジュディと同じような心情になった方も多いのではないでしょうか。
私はなりました。
しかし、キラキラしているように見える都会でジュディを待っていたのは、ボロくさいアパート、そして正しいことをやっているはずなのに住民から文句を言われる理不尽。
都会と言っても夢ばかりではないという感じでしょうか。
この映画は徹底的にリアルを描いていて、見ていてつらくなることもありました。
正義感が人一倍強かったり、真面目だったりする人ほど、ジュディのように心労が溜まっていくのでしょうか。
私は音楽オタクで、漫画オタクで、アニメオタクでありますので、都会にいる方が何かと都合が良く、都会は好きです。
3つ目の印象に残ったポイントは差別の描き方です。
この映画のメインテーマかと思います。
最初から最後まで、徹底的に差別を描いてるなと感じました。
うさぎは弱いから警察官になれないとか、キツネは狡猾だとか。
徹底的です。常に誰かが誰かを差別しています。主人公も差別しています。
差別の問題って難しいですよね。
例えば、部落差別を学ぶ前は平和だったのに、部落差別があったという事実を知ったらそこからまた差別が生まれるとか。
小学生が「おまえ部落〜w」とか言っちゃうわけです。
差別という認識というか概念というかが生まれると差別も生まれるって感じでしょうか。
我思うゆえに我あり的な。違いますね。
でも差別に関する教育をしないのはそれはそれで問題があるかと思います。
差別なんて大抵は人間のイメージ戦略から生まれたものなんでしょうけど、それで社会全体が差別に染まってしまうということに、人間の思い込みの怖さを感じます。
とある人間が他の人間の首を絞めているわけですね。
私もクラナドの藤林杏は実在すると思い込んでいますが、それとはまた違う怖さです。
私はパクチーがとても嫌いですが、パクチー好きな人もいます。人間の中でもみんな違います。同じ人間というか、もはや皆んな違う生き物じゃんって感じです。
最後にまとめです。
デカレンジャーのイエローはステキ。
以上。
マサタカ