メノト・グッチの備忘録

Sister Ley マサタカ / https://www.sisterley.com

雨の音

朝方にぼんやりと目が覚めたら雨音が聞こえてきました。

ああ今日は雨の中通勤か…濡れるなあ…と思いました。

しかし、家を出る時間になると雨はすでに止んでいて、なんだか不思議な気分です。

自分が寝てる間に雨が降っていたり、雷が鳴っていたり、雪が積もっていたりと世界が変わっている。そういうことはよくあることだと思います。

いつも、どこか知らない世界の話であるような感覚になります。

 

外に出るときの雨は少々厄介です。濡れますし、私は天パなので髪も暴走します。大変だ!

しかし、家にいるときの雨は好きです。なんとなく涼やかな気分になるし、雨音が心地いいからです。

小雨のときはオルゴール聴いてるような感じだし、大雨のときはシューゲイザー聴いてるような感じです。音の壁

 

雨音を聴いてるときに不思議に思うことがあります。

それは、雨は不規則に地面を叩いているはずなのに、どこかリズミカルに聴こえることです。

人間の脳が勝手にリズムを解釈しているのでしょうか。すでに名前が付いている現象なのかもしれませんが、私は知りません。

雨が降っているときに聴こえる音は、雨の音だけではありません。風の音もあるし、人々の生活音もあるし、様々な音が混じり合っています。ジョンケージの4:33みたいな感じで、聴き手次第で全ての音が音楽みたいに解釈できるということなんでしょうね。インダストリアルとか起こるのも納得です。

 

雨を題材にした曲はたくさんあります。

トロールズの「雨」とか、久保田利伸の「雨音」とか、徳永英明の「レイニーブルー」とか、Mr.Childrenの「雨のち晴れ」とか。

それぞれ違う曲調、違う歌詞で、雨にも色々な捉え方があるんだなあと感じます。個性が出て面白いですね。

Sister Leyにも「バニラの香り」という雨が出てくる曲があります。この曲の雨は情景描写的に言えば暗い雨です。雨を題材にして別の解釈で別の曲を作るのも面白いかもしれませんね。

 

今日は日が出てきましたので、また暑くなりそうです。

 

マサタカ