わが里程標その1(音楽遍歴)
こんちには。寒くなりましたね。
最近ぼくの所属しているSister Leyというバンドのメンバーがブログで自らの音楽遍歴を紹介しています。流れに乗って僕もテーマをパクります。
さて、僕が音楽に触れ始めたのはいつからなのか定かではありません。
ただ、物心ついてない頃にシャ乱Qの「ズルい女」を歌ってたらしいです。幼心に何か響くものがあったのでしょうか。分かりません。
物心ついてからはどうかというと、多分一番最初は母親の車の中で聞いていた久保田利伸ではないのかなあと。The BADDESTシリーズというベストがありますが、それがよく車内で流れてましたね。実家に久保田利伸のCDもあったので結構聴き込みました。「流星のサドル」の最後のサビ終わりに「Shine on my, Shine on my…」とひたすら繰り返すところとか好きでした。
ただ、本格的に音楽が好きになるのは、ゲームのBGMがキッカケでしょう。
ニンテンドー64のゲームをよくプレイしていたのですが、その中でも特に音楽に感銘を受けたのが「ゼルダの伝説時のオカリナ」と「がんばれゴエモンでろでろ道中おばけてんこ盛り」です。
ゼルダは「ゲルドの谷」の曲を聴いた時の衝撃が一番大きかったですね。
かっこよすぎる。
ゴエモンは30くらいあるステージのそれぞれに全て違うBGMが流れていて、これは凄いと思いました。しかもそれがどれも名曲。選べと言われたらとても判断に困ります。しかし、お城ステージのBGMはやはり必聴と言えるかと。
あとは雲の砦も外せません。
この曲のイントロを何とかコピーしようとしてましたが、当時の僕には無理でした。
他にも「こけし道中」とか「かいわれ道中」とか、名曲がたくさんあります。
僕がそこまでゲーマーでもないのに妙にゲームに思い入れがあるのはこういう経緯があるからなんでしょう。
この頃はBGMを頑張って耳コピしてうちにあった小さなピアノで弾いてみるってのをよくやってました。楽器に初めて触れたのもゲームがキッカケです。
聴くだけではなく、楽器を使ってみたいという欲求が出たということを考えると、ゲームBGMは大きな転換点となったと思います。
当時のゲーム音楽は今みたいに曲のデータサイズを大きくできなかったため、曲作りにも制限がありました。少ない音数で表現する必要があったので、必然的にツボを押さえまくったメロディーがたくさん生まれます。まさに職人技です。
そういったゲーム音楽の特質は今の自分の曲作りの考え方の基盤になっていると思います。実際、僕の作った曲がゲーム音楽っぽいって言われたこともありますし。
長くなったので続きはまた次回です。
それではまた。