美に入り彩を穿つ君の恋絵巻
こんにちは。昨日は雨模様でしたが今日は晴れました。今日はいいベースの日らしいですが、晴れたので幸先良い感じがしますね。
さて、ぼくはオタクなので昨日はアイドルマスターシンデレラガールズのメットライフドーム公演を見に行きました。見に行ったと言っても現地ではなく、映画館でのライブビューイングです。
B面っぽい感じの曲が多く、ちょっと捻った曲をたくさん聴けて楽しかったです。
セットリストに名曲は数あれど、昨日最も感極まったのは「美に入り彩を穿つ」という曲です。
こちらを見てみてください。
和ロックですね。ロックに和楽器が入ってるのは基本的にあまり好みではなかったのですが(V系っぽいのが多いからかな?)、この曲は和と洋が見事に重なり合ってとても美しいです。ほんとに見事だと思います。
元々この曲は大好きだったので、ライブでこの曲が始まったときは当然テンション上がりました。
ワクワクしながら聴いていたのですが、曲が最後のサビの後半に差し掛かったとき、
「この古よりの 巡る縁の 行き先に」
という歌詞に差し掛かったとき、私はこう思いました。
「なんて美しい言葉なんだろう」
気付いたときには頬を涙が伝っていました。
なんならブログ書いてる今も思い出して涙腺が危ないです。
歴史上こんなに美しい日本語があったでしょうか。芭蕉くらいじゃね?って思いました。
なぜこの箇所で感情が高まるのか、しっかりした理由は分かりません。
適当な説明をつけることはできます。例えば、この曲のサビは二回あるのですが、1回目と2回目のサビの前半は同じ歌詞です。曲の盛り上がりとともに後半の歌詞がガラッと変わることでより印象強くなるみたいな。適当な理論ですが。
ただ、美しいものを美しいと感じるのに理由なんてありません。その結論が出てしまっているのならば新しい音楽なんて生まれません。琴線は一人一人違うわけですし。よく分かりません。曲作りする人としては、自分が美しいと信じるものを作っていくしかありません。遠い道のりというか、永遠に続く道のりですが、まだまだ頑張りたいですね。
それではまた。